
ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM4 : LDAC/Amazon Alexa搭載/Bluetooth/ハイレゾ 最大30時間連続再生 密閉型 マイク付 2020年モデル シルバー WH-1000XM4 S
最近、アルバイトで来た、ええ歳して会社に全く何の役にも立たないのに技術者の時給を取るバカ野郎が、朝から晩までタンが絡みまくりの咳や咳払いをずっとしているので(煙草止めろ)、あまりにもうるさく、なんとかならんか考えた末、耳栓を買った。
買った耳栓はこれ。

MOLDEX Pura-Fit 6800 耳栓 8組セット
耳栓は結構良かったが、全ての音が聞こえなくなる(小さくなる)のと、咳や咳払いは大きな音なので結構聞こえるし、逆に自分の体周りで発する音がうるさいのと、元々耳の穴が小さかったのか、周りに結構圧があって違和感があったり耳の穴が大きくなってきた気がしたりで、ノイズキャンセリングだとどうかなと。
ノイズキャンセリングはいくつか前から使っていて、咳や咳払いの音には効果がなかったり、突発的な音は消せなかったり、得手不得手を考えると、今回の場合もそこまで効果は期待できんかなと思ってはいた。ただ、前に使っていたイヤホンは数年以上前なので、ノイスキャンセリング機能の進歩は期待していた。
結論から言うと、この最新のヘッドホンでも、咳や咳払いは聞こえる。人の話し声も、少々大きい声なら丸聞こえ。このヘッドホン自体の遮音性も、特に他のヘッドホンと変わらない程度だと思う。
ノイズキャンセリング自体も、同じフロアに恒温槽とかあったり、コンピューターのファンは高速爆音タイプなので、継続音は多いが、そこら辺は消えた。これは、前のイヤホンでも同等だと思う。聞き比べたわけではないが。
前のノイズキャンセリングイヤホンは、「MDR-EX31BN」と「ATH-ANC23」。どちらもカナル型イヤホンだ。どちらもノイズキャンセリング特有の圧迫感がある。そういう意味で言うと、このヘッドホンは圧迫感は無い。これが、イヤホンとヘッドホンの違いなのか、このヘッドホンのノイズキャンセリングの効果なのかわからない。

ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット MDR-EX31BN MDR-EX31BN B / マイク付き /

ANC23 NOISE CANCL EARBUDS ヘッドホン(イヤホン)【並行輸入品】
(オーディオテクニカのは古すぎて Amazonには良い写真が無いので、見たかったら上記の商品名からのリンクでメーカーサイトで見て。)
後は雑感。
しかし、僕の使い方ではこの値段はもったいないと思うね。もう、完全に無音になるようなヘッドホンが欲しいわ。
・ノイズキャンセリングはそれなりに効く。
ノイズキャンセリングは普通に効く。突発的な音は聞こえたり、咳や咳払いや大きな声でしゃべる声は聞こえる。小さい音はあまり聞こえないので、少しはノイズキャンセリングの効果はあるのだろう。ただ、無音にはならない。
・右手をあてると外の音が聞こえる。
話しかけられたときとか、ヘッドホンをしたまま右手でヘッドホンを押えると外音が聞こえて、それなりに普通に会話できたりするのは便利。
ただ、これ、一言二言の会話なら良いが、話をしている間中右手で押えておかなければいけないのが疲れる。これ、左手でも使えたりしてたら良かった。
そのために、スピーク・トゥ・チャットという機能があるのだが、会話していないとダメなので、微妙だ。しゃべるのやめて何秒か経つと戻っちゃうので。ずっと会話し続けているわけではないので。
なので、素直にヘッドホンを外す方が早いかも。
自動で復帰しないモードに設定することにした。復帰するのはタッチセンサーコントロールを使用して。というか、音楽では使用しないのでタッチセンサーコントロールをチェックしていなかったが、各種機能も、カスタムボタンやタッチセンサーコントロールでコントロールできるようだ。アプリでしか見てなかったので、全く気にしてなかった。これは、アプリの方にも機能毎にタッチセンサーコントロールでやる方法を表示してほしいね。ヘルプ代わりになるし。
外音の音質は、こんなものかと思えばこんなものなのだろうが、全く自然ではない。出来の悪いマイクとスピーカーを通った感じの音で、嫌な高音のするとても不自然な音である。音楽の再生とかがとても良いのでギャップが激しい。これを自然と評するレビューを見ると、ほんまに自分で使ったのか?と疑問に思うし、もしかすると、他のがあまりにもひどいのかもしれないと思う。
追記:
自動で復帰しないモード、ただの自動で復帰しないモードだった。タッチセンサーコントロールでは機能自体のON/OFFの切替なので、一旦切ってからもう一度入れるということをしなければいけない。結局使いづらいが我慢するしかない。
で、ノイズキャンセリングモードと外音取り込みモードのON/OFFが標準ではカスタムボタンに設定されているのだが、これは単独で外音取り込みモードをON/OFFできないので、3回押して元の通り、という感じで、使うしかない。
うーむ。スピーク・トゥ・チャットって結構使うから、タッチセンサーコントロールでピッと簡単にモードインアウトができれば良かったのに。ファームウェアアップデートでなんとかならんかいな。
ちなみに、スピーク・トゥ・チャットの自動復帰は「15秒/30秒/1分/自動で終了しない」の切替なので、作業中で5分ぐらいは平気で黙って見ているだけなんて時に、自動終了されると困るし、自動終了しない設定だと、元に戻すときにどうすんの?という感じだし。
なんかタッチしたら終了するみたいだから、今度試してみよう。
・音楽は...ゲームのBGMしか試してない。(今は普通に聞いてます)
音楽を聴くのが目的ではないので、音楽として音質とかその他は評価していない。
ゲームをやるときにつけてみた限りでは、それなりの音質だと思う。
・着け心地は良い感じだが致命的に悪い点も。
全体的に昔からソニーのヘッドホンは着け心地が良い。全体的に圧迫感がない印象だ。頭頂部分のクッションもそんなに無いのにええ感じにフィットする。
だがこれは、挟み込み感もあるし、致命的なのは頭頂部分。頭頂部分のクッションが、クッションが入っているがパンパンで固い感じ。しかも幅も若干狭いので、ちょうど頭頂の押すと痛い部分を圧迫し続ける。最初頭が痛くなって何が原因かわからんかったよ。なんとなく痛い部分を触ろうとしたら、ヘッドホンが押してた。ちょっと額の生え際近く前の方にずらしてマシになった。頭頂に圧迫はあかんだろ。今まで、ワイヤレスサラウンドぐらいからソニーのヘッドホンをいくつか使ってきたが、こんなのは初めて。このヘッドホンの用途を考えると、長時間使う事が想定されると思うので、地味に致命的だと思う。今は、なんか前すぎて変な感じの付け方になっていると感じる。
後は、結局左右の圧迫もあるので、眼鏡を着けているとしばらくしたら痛くなる。ノイズキャンセリングのことも考えると左右の圧迫も必要かもしれないので、難しいところかもしれない。今仕事中は眼鏡を着けていないので問題はないが、家でゲームをしているときはすぐに痛くなった。
そういう意味、この値段での着け心地としては落第点だ。
というわけで、ヘッドバンドカバーなるものをいくつか試してみたが、これらはあれやね。クッションも何もついていないヘッドバンド部分やクッションがダメになってしまったヘッドバンドのためのカバーやね。ただの圧迫を和らげるための物はない。
僕が欲しいのは、見た目悪くなっても、ヘッドバンドの幅を広げるような板の様なクッションカバーかな。圧力分散できるような。こういうのは売ってないね。PETの板とかで自作するしかないか。そういう要求もあると思うのだが、Amazonでも見当たらなかった。
追記:
トイレに行ったときに、ヘッドホン姿の自分を見ると、もしかして、頭がこのヘッドホンの想定外に大きい?カタログのモデルと比べるのもあれだが、つけた感じが、あっちはええ感じの大きさなのに、こっちは頭頂が明らかに圧迫しているのが見てわかる。ヘッドバンドは全部伸ばしているのだけど、明らかにヘッドバンドが押えている感じ。あれ?今までのソニーのヘッドホンでは見かけなかった現象だ。もしかして、このヘッドホンはサイズ小さめ?
ええ感じに頭に合うのはいつ?失敗?
僕の後ろ頭が絶壁なのも原因の一つか?痛くない部分は前面か絶壁ギリギリしかないので、通常時はヘッドバンドを前の方にずらしているが着け心地が悪い。
絶壁ギリギリで、ある意味ちょうど真上に来る感じというか、そういう感じで試してみたところ、頭頂部の圧迫感は薄らいだ。いけそうだ。問題はギリギリなので、後ろにずれそう。軽く頭を振るとズレる。大きくズレたら落ちるだろう。そのズレ落ちそうな感覚がずっとあるので嫌な感じだ。
あ、書いてるそばからズレ落ちた。耳周りだけで支えてるとなんか気持ち悪い変な負荷がかかるな。時々ズレを直して試用中。
これって、つむじ辺りで安定するのだろうか?残念ながら、つむじは絶壁の少し外だ。頭の形が悪すぎるのかもしれない。
あかん、ズレすぎる。これでは作業に集中できない。やはり前に倒しておくしかないか。しっかしこれだと、前髪押しつけるので、前髪が邪魔になるんだよねえ。
・アナウンスの音質はとても良い。
「電源が入りました」など、各種アナウンスが音声で入る点は良いし、その音質もとても良い。もっとしゃべってくれと思う。これはあれだね、他の音声に変えられるなら、是非声優シリーズでお願いしたい。
・音楽を聴き始めました。(2020.9.30~)
ハイレゾかどうかは問わず、単純に iPhoneと PCで音楽を聴き始めました。
今は比べる物が無いので、このヘッドホンだけの話になりますが、普通に良い音に聞こえます。ノイズキャンセリングはとても良いですね。一部の騒音を除けば音楽だけ聞こえます。
このヘッドホンは、便利なことにマルチポイント接続できるのだけど、音楽というか音は基本的に1つからしか出ないようですね。ミックスしてくれたらそれはそれで良かったのですが。
僕の場合、通常 iPhoneと PCの接続になるのだけど、音楽は iPhoneでも PCでも聞ける。でも、PCの場合は機器の都合上ハイレゾとはいかない(ガッカリ)。なので、iPhoneの方で音楽を聴きながら、PCの方は通常の動作時のサウンドを聞きたかったのだけど、音のミックスはされないので、どちらかしか聞こえない。残念なことだ。切替式だったのね。是非ミックスして欲しいところだ。そういうモードも欲しい。同時に2台までというのは僕には問題じゃないから。
追記:
現在は、主に Amazon Musicを使っています。子供との話しについていくため、最近の流行りの曲をプレイリストで聞いている感じ。
特に耳がよいわけではないので音質に関してどうこうは言わないが、SBH82Dに比べれば全然良いと思えるし、以前のカナル型に比べても特にどちらが良いという感じもしない。
基本的に聞き比べてないので、良くなった・悪くなったはわからない。
Amazon Music HDで聞いているが、SBC(PC)か AAC(iPhone)なので、極端には変わらないだろう。そのうち Xperia(まだ無い)を使って LDACを試してみたいと思っている。HDとそうじゃないのを聞き比べられれば聞き比べてみようかとは思っている。Amazonは同じ曲で聞き比べようとしても難しい。
音楽を流すと良いことも。ノイズキャンセリングで静かになるので、音楽が聴き取りやすい。周りの音が聞こえにくくなる。静かになった感じがする。ただ、話しかけられても気づきにくいので、話しかけられる可能性がある場合は、音楽は聴けない。
・音の出力がすぐに切り替わる
現在、PC(Creative BT-W2)、iPhoneの2つの接続を使用している。音楽を iPhoneで聞くため、自動や手動で切り替わらないため iPhoneのヘッドホンアプリで一旦 PCとの接続を切る。で、iPhoneで音楽を再生すると iPhoneから音楽が流れるようになる。
ここまでは良いのだが、曲送りをしたタイミングとかで音楽が途切れるのかな?PCに切り替わる(切り替わらないときもある)。PCの方からは Windowsのサウンドの設定上かなり頻繁に音は出るので、音楽再生だと認識して切り替わってしまうのか?
こうして、切り替わる度に、接続を切る→音楽再生→自動的に再接続→しばらくするとなんか切り替わって iPhoneの音楽再生が止まる、の繰り返しである。これもとても不便。
アプリの設定で、固定や手動切替があればとても便利になると思うのだが。Xperiaやウォークマンだと挙動が違うのだろうか?Xperiaだと改善されることを祈って。(追記:Xperiaを手に入れたが同じだった)
・どの音量がどれ?
どうもこのヘッドホン自体のボリュームも別に存在するようで。まあ、ありがちといえばありがちなのだが、なかなかわかりづらい。
まず解りづらくなる原因はタッチセンサーコントロールだろう。これで音量の調節をすると、音源の方の音量が変わる場合と変わらない場合がある。相手によるのだろうか。iPhone自体の音量が変わったり、ヘッドホン自体の音量が変わったり、どっちも変わったり?
PCだと更にわかりづらい。Windowsの出力先のマスターボリュームがあり、音楽や映像のアプリやサービスが別に音量調節があったり、それがタッチセンサーコントロールで変わったり変わらなかったり、そういう時はスマホアプリのヘッドホンボリュームを変更しないといけない。しかもそれぞれが効いたりするので、どれで合わせるのが良いのか良く考えないといけない。
Bluetoothの接続の方法でもうちは PCは BT-W2なので、PCからは Bluetooth機器として認識されているわけではないので、色々できたりできなかったりが微妙なのも良くない原因の一つなのだろう。何故なら、PCアプリに、音量は効かないが、一旦停止と歌曲送りは効いたりするし。
やっぱり、スマホアプリで全部コントロールできると便利だと思うのだが、なんとかならん?
追記(2020.10.28):
最近は特にうるさいバカもおるので毎日ずっと使っている。外すのはお昼ご飯の時ぐらいか。それ以外は仕事中はずっとつけている。
で、頭頂の圧迫感は無くならないのだが、それは時々ずらして誤魔化している。
最近は、長時間つけているのが悪いのか、耳が痛い。
耳たぶや耳の後ろの方などの耳の周り。
頭頂の件もあるので、かぶり方で耳に負担がかかってる?
耳たぶは、本体が段々と上にずれてくるので上向きに負担がかかっている感じ。サイズ調整は最大長だ。
耳の後ろ部分とかは、本体が引っかかるところか、重量がそのまま負担になっている感じ。
これって、頭頂の圧迫感がなかったら頭で支えて終わりの話じゃなかったんかいなと思う。
お値段4万円のわりには満足度が低い。昔使ってたワイヤード・ワイヤレスサラウンドヘッドホン達はそれこそ一日中でも何の問題もなかったんだがなあ。ヘッドバンドが合う合わないは大きいのかも。
追記(2021.5.28):
最近、会社も静かになったので、主に家で使っている。
そうすると、やっぱり、基本的にはノイズキャンセリングモードで使う事になるのだが、自分の声での外音取り込みモードとの自動切り替えが結構便利だなと思う様になった。
家族がしゃべりかけてきても、はっきり言って聞こえないのだけど、「何?」と聞き返すと聞こえる様になる。外さなくても良いのは便利。ああ、こういう使い方だったのかなと。
ただ、嫁さんにはノイズキャンセリングモードで聞こえていないので、「もしかして今の私は独り言?」と不評だが。
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